大阪府 マンションの外壁調査(外壁赤外線調査)
大阪府吹田市のマンションの外壁調査を赤外線調査にて実施いたしました。
日時 :令和3年3月
建物住所:大阪府吹田市
調査面積:3891㎡
調査対象:タイル面
外壁タイルを赤外線カメラで撮影した画像を解析した結果、浮きと思われる温度分布が各面に確認できました。
1階周りは手の届く範囲(一部脚立使用)を打診調査し、タイルの浮きが確認できましたが、緊急を要して補修が必要な箇所はありませんでした。
双眼鏡を使用した目視調査の結果ではひび割れ、エフロレッセンス等が確認できましたが、こちらも緊急を要する危険箇所はありませんでした。
シーリングにおいては全体的に劣化が進行していました。
一般的にシーリング材の寿命は10~15年程(建物の立地条件等でも大きく変わります)であり、寿命がくると接着面に隙間が生じ、漏水の原因となります。
今回の調査の結果、全体的に緩やかに経年劣化が進行しており、シーリングの劣化が漏水の直接的な原因になることから外壁の修繕計画をたてられることを提案させていただきました。